私たちはデスクワークや長時間のパソコン、スマートフォンの使用などで、
毎日目を酷使しています。
「最近、なんだか肩こりがひどい」
「まぶたが重くて首が痛くなる」
などのさまざまな不調に悩まされていませんか?
その不調、単なる疲れではなく「眼精疲労」かもしれません。
そこでこの記事では、
について解説したいと思います。
●眼精疲労と肩こり、首こりとの関係
眼精疲労と肩こり・首こりは別のお悩みだと思っている方、多いのではないでしょうか?
実はこの二つは深く関係しているのです。
一般的に、パソコンやスマートフォンの使用時間が長い人ほど、
眼精疲労と肩こり・首こりが同時に起きやすいと言われています。
私たちの眼は、遠くを見るときにはレンズが薄く、
近くのものを見るときにはレンズが厚くなるように常に調節されています。
パソコンやスマートフォンのモニターを長時間見続けていると、
レンズを厚くする筋肉の緊張が続いて負担がかかってしまうため、
肩や首の筋肉も同時に張ってしまいます。
また、デスクワークで長時間同じ姿勢が続いてしまうことで、
肩や首の筋肉が緊張し、血流が悪くなってしまうケースもあります。
このように、眼精疲労と肩こり・首こりは関係しているのですね。
デスクワークの際はこまめに休息をはさんだり、姿勢に気をつけたりしましょう。
●眼精疲労になりやすい人とは?
では、どんな人が眼精疲労になりやすいのでしょうか?
眼精疲労はパソコンやスマートフォンを長時間使用している方や、
テレビ、読書などで眼を酷使する方に多いと言われています。
そのほかにも
・近視や乱視、老眼の方
・コンタクトレンズやメガネの度が合っていない方
・ドライアイの方
・緑内障、白内障やその手術をした方
・斜視、斜位の方
などにも多くみられます。
また、風邪やインフルエンザ、精神的なストレスなどでも眼精疲労になりやすく、
これらの原因が重なることで症状が悪化してしまうこともあります。
眼精疲労の症状は
・眼がかすむ
・まぶたが重い、けいれんする
・眼が乾く
・肩がこる
などさまざまで、複数の症状が同時に起こることもあります。
眼は、使えば使うほど疲れてしまうもの。
ものが見えづらいときに無理に見ようとすると、
眼の筋肉が余計に緊張してしまい、眼精疲労につながりやすくなります。
パソコンやスマートフォンを長時間使う方はもちろんですが、
そうでない方も眼精疲労には十分注意していきたいですね。
眼の症状で気になることが続いたら、早めの受診をおすすめします。
●マッサージで眼精疲労をケアする方法
いつもより眼の疲れを感じてしまったときや、
なんとなく眼のまわりが重たいときなどは、
ホットタオルやホットアイマスクをまぶたに当てるだけでもじんわりと気持ちいいですよね。
そのほかにも、意識してまばたきをしたり、
遠くを見るようにしたりするのも効果的だと言われています。
とくにおすすめなのが、眼の体操。
・眼球を上下左右に動かす
・眼をぐるぐる回す
・眼をぎゅっと強く閉じる
・眼の上に軽く手を覆う
など、眼の筋肉を刺激すると疲れがほぐれます。
心地よいと感じるぐらいの回数を続けてみてください。
それでもなかなか症状が改善されない場合は、
整体やマッサージに通うのも一つの方法です。
整体やマッサージで背骨や頭蓋骨まわり、骨盤を矯正することで
姿勢のくずれが改善され、眼への血液循環をスムーズにしていきます。
姿勢が矯正されると自律神経が整い、
自然治癒力も高まっていくため、身体全体のバランスが整っていくのです。
眼精疲労は原因や症状に個人差があります。
日々のセルフケアで改善できるものとそうでないものがあるので、
辛い症状を感じている方は整体やマッサージで根本からの改善にトライしてみてはいかがでしょうか?
●まとめ:眼精疲労を解消したいなら整体マッサージで症状改善!
今回は眼精疲労の改善効果が期待できる整体マッサージについてまとめました。
・眼精疲労は肩こり、首こりと深く関係している
・眼精疲労は眼を酷使する人に起こりやすい
・マッサージで眼精疲労をケアする方法
この3点が本記事のポイントです。
パソコンやスマートフォンに囲まれた生活をする現代、眼精疲労は私たちの身近な悩みといえます。
マッサージで身体全体のバランスを整え、眼精疲労を改善していきましょう。