パソコンやスマートフォンを長時間していると、気づいたら首がこってつらいときがありませんか。
仕事でパソコンを使うだけでなく、通勤や外出先でもスマートフォンを使って常に前かがみの悪い姿勢をとることが多く、首こりで悩む方が増えています。
首がこり固まると頭痛や目の疲れ、イライラなども引き起こしてしまうため、慢性化しないように対策すると良いでしょう。
そこで今回は、
について解説していきます。
●首こりはなぜ起きるのか?
「首こり」とは首の後ろの筋肉がこり固まった状態で、筋肉の疲れや緊張によって血液が悪くなることで引き起こされます。
首は5kg前後ある重い頭を支えていて、上下左右に曲げたり伸ばしたり回したりする働きがあります。
細い首で重い頭を支えるためには、真っ直ぐ重心が乗っていたほうが負担を少なくすることができます。
デスクワークで前かがみの姿勢で重心が前にずれると、首にかかる負担が大きくなるので首こりにつながってしまうのです。
参考:https://beauty.hotpepper.jp/magazine/673888/
春は寒暖差が激しく自律神経が乱れて血行が悪くなりやすく、冷たい空気の影響を受けやすい首が冷えることで血流がさらに悪くなってしまうのです。
血行が悪くなることで筋肉が凝り固まってしまうと、末梢神経を圧迫して首こりがさらに酷くなってしまいます。
●デスクワークの方やスマホをよく使う人は首こりになりやすい
デスクワークでパソコンに集中していると、ディスプレイに向かって前かがみになっていませんか。
デスクワークなどで常に同じ姿勢が長時間続くと、血流の流れが悪くなってしまい、筋肉に必要な酸素や栄養が筋肉に届きにくくなります。
筋肉へ酸素が届かず不足しているときに筋肉を動かそうとすると、筋肉が硬くなってこりを感じるようになるのです。
長時間前かがみの悪い姿勢を続けたり、同じ姿勢を続けることが首こりの大きな原因となるので、デスクワークの方やスマホをよく使う人は首こりになりやすいのです。
●首こりに効くツボ押しを紹介!
首は大事な血管や神経が束になってあり、首には頭痛や首こりに効くツボがたくさんあります。
首の後ろの髪の生え際にある天柱(てんちゅう)と天柱の外側にある風池(ふうち)を紹介させていただきます。
自分でツボを圧す時は、長く圧しすぎないようにしましょう。
・天柱
生え際にある僧帽筋という太い筋肉が左右にあり、首のこりをとり血液の循環を良くする天柱は僧帽筋の両側にあります。
目の疲れにも効果的で、自律神経のバランスを整えてくれます。
親指で頭の中心に向かって 痛気持ちいい程度にゆっくり押してみましょう。
・風池
後頭部中央のくぼみから、左右の外側にあるくぼみが風池です。
首の後ろから肩にかけてのこりを和らげる効果があります。
目の疲れや風邪を引いたとき、だるさや頭痛をとるのにも効果的です。
参考:https://www.sennenq.co.jp/knowledge/tubo13.html
参考:https://xtech.nikkei.com/it/article/COLUMN/20080206/293213/
●首こりになぜツボ押しが良いのか
経穴と言われるツボとは、体を流れるエネルギーの通り道である経絡(けいらく)が重なり合う場所のことで、「神経の交差点」とも呼ばれています。
ツボは世界保健機関であるWHOに効果が認めれている漢方医学のひとつです。
ツボを押すと刺激が神経を通って脳に届き、脳からの指令で内臓や自律神経にも刺激が伝わっていくので、内臓やイライラなどの不調が和らげられる良い効果があります。
痛みや硬さ、冷えは体や心が疲れているサインなのです。
首には頭痛や首こり、筋肉の緊張がとれる効果的なツボがたくさんありますが、大きな血管や神経の通っている首は体の大事な部位です。
首こりのサインに気づいたら、デスクワークなどの合間に自分で手軽にできるこちらで紹介したツボをゆっくりと押してみると良いでしょう。
●首こり対策にツボ押し以外の対策は?
ツボは押す以外にも、鍼やお灸でより効果的に刺激することができます。
その他、首こりの対策としては、デスクワークをするときの机・イスの高さやパソコンの位置を見直して、体に負担のかからない正しい姿勢でパソコンを使用するように調整しましょう。
深く腰掛けたときに、イスの高さは足の裏が床につき膝や股関節が90度になる高さ、机の高さは肘の角度が90度になるようにキーボード・マウスを操作できるように調節しましょう。
目の位置から50センチほど離し、ディスプレイの上端が目線の高さと同じか少し下になる高さでディスプレイから50㎝ほど離れてみるように調節します。
負担がかかりにくい環境を作っても、長時間パソコンやスマホを使うことは、目の疲れや首こりにつながります。
定期的に遠くの景色を見るなどして目を休めるようにしましょう。
首回りの開いたファッションや寒暖差が大きい春や冷房中の室内では、首元が冷えて血流が悪くなりやすくなってしまいます。
薄手ストールや温めグッズでなど首元を温めて血流を促し、首に負担のかからない枕を選びましょう。
●首こりにお悩みなら刈谷市の整体サロンEXまで
偏った体の使い方でガチガチに固まってしまった筋肉はセルフケアではこりが解消しにくくなります。
スタッフ全員が国家資格保持者である整体サロンEXでは、不調の原因を見つけて、独自の整体技術を使って、筋肉、筋膜、骨格に同時にアプローチしています。
セルフケアをしてちょっとはよくなったけれど、もっと楽になりたいと思う方は、整体サロンEXまでまずはご相談ください。
●まとめ:首こりに効くツボ押しをご紹介!首こりのツボを覚えて首こり解消!
パソコンやスマホは、現代の私たちにとって欠かせないアイテムですが、長時間同じ姿勢で使用していると、血行が悪くなり首こりがますますひどくなったり、頭痛など体調を崩してしまうこともあります。
首こりが楽になるように、今回ご紹介した首こりに効くツボ押しを試してみてはいかがでしょうか。
それでもすっきりしないという場合は、首こりの専門家に相談することもひとつの方法です。
首こりでお悩みであれば、WEBから24時間受付可能な整体サロンEXまでまずはご相談ください。