悪い姿勢が腰痛を招く?姿勢と腰痛の関係について

腰痛
立松 栄二

ブログ著者:立松 栄二

来院総数のべ12万人超え、世界レベルのトレーナーも推薦する整体サロン院長
国家資格保持(鍼灸師)

腰痛でお悩みの方は男女問わず非常に多いですが、

年齢のせい?それとも寒さのせい?など、

いろいろな原因を考えてしまいますよね。

実は腰痛は、姿勢と深い関係があることをご存知でしょうか?

 

そこで今回は、

について解説していきます。

●姿勢と腰痛の関係

長時間のデスクワーク車の運転などで、

腰が鈍く痛んだり、重だるかったりといった症状に悩まされることがありますが、

このような症状が長期間続くのが「慢性腰痛」です。

私たちの身体を支える背骨は、24個の椎骨仙骨尾骨が重なっています。

このうち椎骨は首の骨(頚椎)、胸の部分(胸椎)、腰の部分(腰椎)に分けられ、

横から見るとゆるやかなS字のカーブを描いています。

中でも腰椎は上半身の体重を支えており、

身体を動かしたときの衝撃を吸収する働きを担っているので、常に大きな負担がかかっています。

この負担を減らすために、腰椎は前方にカーブしていて、これを「腰椎前弯」といいます。

実は、ほとんどの腰痛の原因は、この腰椎前弯が失われるため。

腰椎前弯が失われるのは背中や腰が丸まった悪い姿勢を取るときで、

最も注意が必要なのは座り姿勢で、私たちは座るとき、どうしても腰が丸まってしまいます。

また、床に座るときのあぐらや横座りも同様です。

日常生活の中でも、掃除機をかけたり洗いものをしたり、

前かがみで行う動作で腰椎前弯は失われます。

参考URL:http://www.ochaseikei.com/rehabilitation/rehabilitation8.html

●腰痛予防は姿勢を良くすることから

腰痛の予防や改善には姿勢が重要であることはわかりましたが、

「腰に負担をかけない正しい姿勢」というのはどんな姿勢なのでしょうか?

結論から言うと「正しい姿勢」とは、骨にも筋肉にも余分な負担がかからない姿勢のことを指します。

先ほど紹介した通り、座っているときが腰への負担が一番大きいですが、

これは、股関節が曲がって腹筋がゆるむために、

上半身を支えるための負担が背中や腰の筋肉、背骨と椎間板にかかるからです。

さらに、腰椎が前方に凸字にカーブしやすくなるので、腰への負担はさらに大きくなります。

デスクワーク車の運転は、まさに腰痛の原因になる姿勢だったのですね。

座る姿勢の基本は、背骨も首もしっかり伸びていることです。

また「おへそから下を背骨に近づける」要領で、腹筋に力を入れることも大切です。

この姿勢をとるためには、

股関節膝頭が水平、もしくは少し高くなり、

足の裏がしっかりと床についていることが望ましいとされています。

座面が高く、座ると膝頭が下がる椅子を使っている場合は、

足元に空き箱や重ねた雑誌を置くと、腹筋に力が入りやすく腰痛予防に。

正しく座ることで集中力も増して疲れにくくなるので、

皆さんもご自宅やオフィスの椅子の高さをチェックしてみましょう。

この姿勢は、ソファに座るときや車の運転をするときも同様なので、参考にしてください。

また、立つときの姿勢にも意識を向けてみましょう。

良い立ち方とは、両足に均等に体重がかかり、

背骨はまっすぐ伸びて、頭もまっすぐに支えられている状態です。

正しく立つためには足裏全体で床を踏みしめ、

腹筋を意識して、下腹が前に出ないように気をつけましょう。

もし、長時間立つことがあれば、足元に高さ10cmほどの空き箱などを置いて、

疲れが気になる方の足を交互にのせると、足腰が楽になります。

寝るときには、仰向けではなく横向きになるのがおすすめ。

息を吐きながら両膝を抱えると、腰の前湾を減らせて腰が楽になります。

参考URL:https://kenko.sawai.co.jp/healthcare/200902.html

●姿勢矯正には整体がおすすめ

では、正しい姿勢に改善するにはどうすればいいのでしょうか?

インターネットで探すだけでもいろいろな方法が紹介されていますが、

適当に試して腰痛が治るということは残念ながらありません。

自己判断でコルセット整体バンドなどを購入し、

かえって腰痛が悪化してしまったなんて人もいるのではないでしょうか?

自分の症状や姿勢のクセなどをしっかりと見極めないと、

姿勢が改善しないどころか腰痛の悪化にもつながります。

自分に合った姿勢矯正方法が知りたいなら、やはりプロの指導が一番の近道。

腰痛を改善するために悪い姿勢を根本から矯正していくために、

整体院で正しく矯正してもらうことをおすすめします。

ただ注意しなければならないのは、

整体に行っているからといって、日常的に悪い姿勢でいたらせっかくの施術も水の泡。

普段から姿勢に気をつけて、腰痛を改善していくようにしましょう。

参考URL:https://forzastyle.com/articles/-/54584?page=2

●まとめ:悪い姿勢が腰痛を招く?姿勢と腰痛の関係について

今回は姿勢と腰痛の関係についてまとめました。

ポイントは次の3点です。

・日ごろの姿勢の悪さが腰痛を引き起こしてしまう

・腰痛改善には姿勢矯正が有効

・腰痛改善のために正しい姿勢改善をするには整体へ通うのがオススメ!

立っているとき、座っているとき、寝ているときのすべての姿勢が腰痛に影響しています。

日常生活でずっと意識し続けるのも難しいので、

整体院で姿勢を正しく改善し、腰痛をケアしていきましょう。

根本からの改善で、腰以外の不調が緩和されることもあるので、根気よく通ってみてくださいね。

この記事を書いた人

立松 栄二

「整体サロンEX」院長 | 鍼灸師(国家資格)

立松 栄二

開院以来のべ12万人以上が来院する愛知県刈谷市の「整体サロンEX」院長。

元サッカーJ1トレーナーや元世界選手権帯同トレーナーなどの著名人も推薦する独自の技術で、身体の痛みやコリなどの不調を根本的な改善に導くため日々施術を行っている。

もっと知る

施術家になった経緯や、どのような想いでこのブログを書いているかを語らせていただいています。