肩こりがつらいとき必見!肩こりの解消法について

首肩こり・肩の痛み
立松 栄二

ブログ著者:立松 栄二

来院総数のべ12万人超え、世界レベルのトレーナーも推薦する整体サロン院長
国家資格保持(鍼灸師)

肩や首は重たい頭を支えていて、

さらに肩は両手の動きをコントロールするという大きな役割も担っています。

当然、肩は身体の中でもこりやすく、肩こりの悩みを抱える方が多いのも頷けますよね。

 

そこで今回は、

について解説していきます。

●肩がこる原因とは?

人間は二足歩行をするために、もともと首や腰に負担がかかりやすい身体をしています。

首から肩にかけての筋肉が姿勢を保つために緊張し、血行が悪くなって、重く感じるのが肩こりです。

肩こりを引き起こす主な要因としては、

・筋肉疲労

・血行不良

・末梢神経の傷

などが挙げられます。

それらの要因が単独、または、互いに関連し合いながら肩こりを引き起こします。

具体的には

・デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとっている

・椅子と机のバランスが悪く偏った姿勢を続けている

・かばんをいつも同じ方の肩にかける

・長時間冷房のきいた部屋にいて身体が冷えている

などにより筋肉が疲労すると、肩こりが起こりやすくなります。

50歳前後に起こる肩の痛みは、「五十肩」の場合があります。

腰の後ろでエプロンのひもを結ぶなど、腕を体の後ろに回す動作が難しくなることが特徴で、

腕を上げようとするときに痛みを感じます。

原因は明らかではありませんが、肩関節をとりまく腱の組織が老化して、

使いすぎによる炎症が起こっていると考えられています。

貧血、低血圧、高血圧などの症状があるときは肩こりを起こしやすくなります。

また、狭心症心筋梗塞、胃潰瘍などの病気が肩こりの原因になることもあるため、

肩こりが長く続き、ケアをしても改善がみられない場合は、

早めに病院に行くようにしましょう。

参考URL:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/06_katakori/

●肩こり改善と姿勢の関係

肩こりには運動が効果的、とよく言われますが、一日中運動し続けることは不可能ですよね。

そこで、仕事中や食事中など、運動していないときの「姿勢」に気を配ることで、

肩こりになりづらい姿勢を維持することが重要です。

筋肉は骨と骨に付着しているため、

骨どうしの隙間が狭いと筋肉は縮む、つまり「こり」につながります。

寒いときに腕や首をギュッとすくめるイメージです。

逆に、身体がゆるむのは暖かい部屋でリラックスするときをイメージしてみてください。

正しい姿勢のポイントは次の3つです。

・肩甲骨と肩甲骨の間を広くあける

・鎖骨の向きを整える

・肩甲骨の下角を下げる

なんとなくでも大丈夫なので、

骨を適切な位置に整える!と意識して、正しい姿勢をキープしましょう。

●効果的な肩のマッサージ方法

正しい姿勢をマスターしたら万事解決!かというと、そうでもありません。

日常ではデスクワークや立ち仕事など、常に同じ姿勢を続けないといけないことが多々ありますよね。

そんなときには肩甲骨周りを動かして、

滞った血液やリンパの流れを促し、疲労を溜めないようにしましょう。

ここでは、効果的な肩のマッサージ「筋膜リリース」と、

簡単なエクササイズ「肩甲骨回し」のやり方をご紹介します。

<脇の下にアプローチする!筋膜リリースのやり方>

・肩の前側

1)脇の下に親指以外の4本の指を差し込み、親指とその根元部分は胸側の脇に密着させます。

2)10秒程度、軽く圧迫しながら揉みほぐします。

脇の下から胸側の筋肉をしっかり掴むようにしてほぐしましょう。

慣れてきたらあげている方の腕を軽く回してもOKです。

・肩の後ろ側

1)手のひらを上に向けて脇の下に親指を差し込み、他の4本の指は背中側の脇に密着させます。

2)10秒程度、軽く圧迫しながら背面の筋肉を4本の指でしっかり捉え、掴むように揉みほぐします。

慣れてきたらあげている方の腕を軽く回してもOK。

<肩が軽くなる肩甲骨回しのやり方>

1)背骨を長く保った状態で目線を水平に保ち、両手を肩に乗せます。

2)手は肩から多少離れてもいいので、両肘を前から上を通って後方まで回すように動かしましょう。

肘で身体の左右に円を描くようにイメージするとなめらかに動かせます。

3)3~5回程度回したら反対回しも同様に行いましょう。

痛くないところまで無理せずに行い、動きは小さくても大丈夫です。

肩甲骨にはたくさんの筋肉が付着しているため、

動かすことでポカポカと温まり、肩がすっきりと軽くなるはずです。

●まとめ:肩こりがつらいとき必見!肩こりの解消法について

今回は肩こりの解消法についてまとめました。

ポイントは次の3点です。

・肩こりは筋肉疲労、血行不良、末梢神経の傷が主な原因だが、他の病気によって起こることもある。

・肩こりの改善には正しい姿勢を保つことが重要!

・肩こりのセルフケアには筋膜リリースや肩甲骨回しがオススメ。

快適な肩のためには、まずは自分の身体の使い方を変えてみるのが重要なんですね。

肩こり解消のために正しい姿勢をしたり、マッサージやエクササイズをしたり、

日常生活の中で、ぜひ実践してみましょう!

症状が改善されない場合は、医療機関への受診をおすすめします。

参考URL:https://www.kracie.co.jp/kampo/kampofullife/body/?p=2729

この記事を書いた人

立松 栄二

「整体サロンEX」院長 | 鍼灸師(国家資格)

立松 栄二

開院以来のべ12万人以上が来院する愛知県刈谷市の「整体サロンEX」院長。

元サッカーJ1トレーナーや元世界選手権帯同トレーナーなどの著名人も推薦する独自の技術で、身体の痛みやコリなどの不調を根本的な改善に導くため日々施術を行っている。

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施術家になった経緯や、どのような想いでこのブログを書いているかを語らせていただいています。