私たちの生活習慣と深い関わりがある腰痛ですが、

便秘や下痢も、生活習慣の影響が大きく、

腰痛とも関係しているってご存知でしたか？

そこで今回は、

について解説していきます。

腰痛と便秘には、一見何のつながりもないように見えますが、

じつは両者は深くつながりのある症状です。

その原因の一つとして「冷え」があり、

冷えは私たちの身体のさまざまなトラブルの原因になります。

私たちの体内で、

筋肉の収縮や弛緩、血管の収縮や拡張などは自律神経によって

コントロールされています。

身体が冷えることで自律神経のバランスが乱れてしまうと、

血管の調整がうまくいかずに血行障害が起こったり、

筋肉の中に疲労物質が蓄積されて肩こりや腰痛が起こったりします。

身体が冷えると、同時に下痢や便秘も引き起こしやすくなります。

自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位に働き続けると

腸の働きが鈍り便秘になります。

逆に腸の動きが過剰になると、下痢が起こりやすくなります。

便秘と下痢はお腹の症状としては真逆のものですが、

両者とも「冷え」が原因で起こりやすいです。

私たちの体内で、自律神経はさまざまな機能をコントロールしています。

昼間は活動するために交感神経が優位に働き、

夜になると休息のために副交感神経が優位に働きます。

このバランスが乱れることで、心身にさまざまな症状となって現れます。

自律神経が乱れると、関連性のない症状が同時に現れ、

検査をしても「異常なし」と出てしまうことがほとんどです。

腰痛と下痢や便秘が同時に現れる場合は、

自律神経が乱れているのが原因かもしれませんので、

整体で自律神経の乱れをケアするのがおすすめです。

自律神経のバランスを崩してしまう原因の多くは、

「ストレス」と「不規則な生活」です。

自律神経を整えるためには、

・良質な睡眠や休息をとる

・バランスの取れた食生活をする

・規則正しい生活リズムを整える

・適度な運動習慣をつける

など、ライフスタイルの見直しが重要です。

具体的には、夜遅くまでインターネットやスマートフォン、テレビを見ていると、

脳が活性化し眠れなくなることがありますよね。

寝る前のスマートフォンは夢中になってしまいがちですが、

疲れを感じているときほど、意識的に早くベッドに入り、

身体を休めるようにしましょう。

また、ストレス解消のために暴飲暴食をしてしまうこともありますが、

これは却って胃腸を痛めつける原因に。

便秘や下痢を防ぐには、

・規則正しい食事をする

・栄養バランスの取れたメニューを心がける

・ヨーグルトや納豆、味噌などの発酵食品を食べる

を意識して、腸内環境を整えるようにしましょう。

また、適度な運動は身体のこりをほぐし、ストレス解消にもつながります。

無理のない範囲でライフスタイルを見直すと、

自律神経を整える効果が期待できます。

もし、極度の不眠症や激しい胃痛、胸やけなどで症状が重いときは、

我慢せずに専門の医療機関を受診するようにしましょう。

私たちの腸は自律神経に影響を受けやすいので、

整体の施術を受けて自律神経が整うと、お腹の不調にも良い効果が期待できます。

自律神経は、私たちが日々の暮らしで受ける刺激に反応しているため、

眠る寸前までパソコンやテレビ、スマートフォンなどの

刺激に触れている現代では、

日常的に交感神経が優位に働いているという人が非常に多いです。

その結果、身体はつねに緊張している状態になり、

リラックスをしようとしても身体の力を上手に抜くことができず、

「自分では力を抜いているつもりでも、筋肉は力が入ったまま」

という人も少なくありません。

整体はこの緊張しきった身体をリラックスさせることで身体をゆるめ、

さらに骨格の歪みを調整して、副交感神経の働きを促します。

整体の施術を受けると、腰痛の改善はもちろん、

自律神経のバランスが整ってさまざまな不調を改善に導くことができます。

今回は、腰痛と便秘の関係についてまとめました。

ポイントは次の4点です。

・腰痛が原因になって便秘や下痢になることもある。

・腰痛と便秘が同時に起こるのは冷えによる自律神経の乱れが原因。

・腰痛や便秘などの体の不調は日々の生活習慣の見直しをすることが重要！

・整体で身体の歪みや自律神経の乱れを整えることで、

　腰痛や便秘、下痢の改善効果が期待できる。

腰痛と下痢・便秘の直接的な関係はまだ解明されていないことも多いですが、

腰痛と便秘・下痢が同時に引き起こされることは多いようです。

個別の治療よりも、身体全体のバランスを改善することが

重要なポイントなため、整体へ通って全身を整えていきましょう！