甘く見てはいけない!坐骨神経痛とその対策について

腰痛
立松 栄二

ブログ著者:立松 栄二

来院総数のべ12万人超え、世界レベルのトレーナーも推薦する整体サロン院長
国家資格保持(鍼灸師)

歩いているときや椅子から立とうとしたときなどに、

お尻や太ももに痛みやしびれを感じたことはありませんか?

一回や二回だったら心配ありませんが、

慢性的に感じるようなら「坐骨神経痛」の可能性が……!?

 

そこで今回は

について解説していきます。

●坐骨神経痛とは?

坐骨神経痛という言葉はよく知られていますが、

湿布薬を貼る程度で治ってしまうことが多く、どうしても軽く見られがちです。

ところが症状を繰り返していくと、

「痛みで歩けない」「椅子から立ち上がることができない」といった状態になってしまうことも。

症状がさらに悪化すると、

「立っているのがつらい」「座っても寝ても痛む」といった状態も招きかねません。

こうなると日常生活にも大きな支障を及ぼすので、

坐骨神経痛とそのケアについて知っておきましょう。

坐骨神経痛とは「病気」というよりも、坐骨神経に生じた痛みやしびれなどの総称を指します。

坐骨神経は末梢神経のなかでも最大で、お尻から太もも、ふくらはぎへとつながっています。

(ちなみに、膝から下では、すねや足底の神経とつながっています。)

痛みやしびれの出る場所は人によってさまざまで、

お尻から太ももが痛む人が多いものの、膝裏やふくらはぎが痛むという人も。

原因もさまざまで、運動のしすぎデスクワークによる運動不足などで起こることもあれば、

椎間板ヘルニア脊柱管狭窄症などで坐骨神経痛になることもあります。

軽症のうちに自分の原因を認識し、予防を含めた対策をとることが大切です。

参考URL:https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/83.html

●坐骨神経痛対策その1:ストレッチ

ここでは坐骨神経痛対策のストレッチをご紹介していきます。

効果的で安全なストレッチのために、以下の点を注意してストレッチを行いましょう。

1)ストレッチをする場所に注意!

・安定した平らな場所を選び、リラックスした服装でストレッチを行う。

・布団やベッドの上ではなく、の上でストレッチを行う。

2)無理は禁物!!

・ストレッチは身体の硬さにあわせて行う。

・無理に行なうと痛みが悪化してしまう場合があるので、痛いと感じたら中止する。

ストレッチのやり方

1)痛みの出ている側の脚を前に出し、足の裏を内側に向くように置く。

2)両手を膝の少し上に置き、背筋を20~30秒ほど伸ばす。

この時脚の外側に突っ張る感じや伸びる感じがあれば効果が出やすい。

2)のときに背筋をしっかりと伸ばすことがポイントです。

慢性的に坐骨神経痛がある方にはとても効果的なストレッチなので、

毎日5セットからトライしてみてください。

このほかにもさまざまなストレッチがありますが、

ご自分にあったものを無理なく行うようにしましょう。

参考URL:https://serai.jp/health/380567

参考URL:https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000463686/blog/bidA028199667.html

●坐骨神経痛対策その2:筋肉運動

坐骨神経痛対策の筋肉運動にもさまざまな種類がありますが、

今回は「深層外旋六筋」の筋力をアップさせる

「ヒップリフトエクササイズ」をご紹介します。

このエクササイズは痛みやしびれの緩和にとくに効果的と言われているので、

ぜひチャレンジしてみてください。

ヒップリフトエクササイズのやり方

1)あお向けになり両膝を立てる。

2)片方の脚(痛くない方)を90度持ち上げる。

3)もう片方の脚(痛む方)でお尻を浮かすように持ち上げる。

4)ゆっくり持ち上げたところで3秒キープし、ゆっくり下ろす。

5)1)~4)を10セット行い、反対の脚も行います。

片脚10回ずつからスタートし、慣れてきたら少しずつ回数を増やしてみましょう。

注意点としては

腰や脚の力に頼りすぎないようにし、お尻の筋肉に力が入る感じを意識しましょう。

腰や脚が力みすぎると、痛みやしびれが増してしまう場合があるので注意してください。

片脚が辛い場合は両脚でお尻を浮かす形でチャレンジしてみましょう。

また、痛みやしびれなどが出た場合には筋トレを中止し、身体を休めてください。

筋トレは、ストレッチと比較すると少し大変なうえに、

すぐには効果を感じないことも少なくありませんが、筋力を強化するには時間が必要です。

毎日続けることでだんだんと効果がわかるようになるので、無理なく習慣化できるといいですね。

参考URL:https://serai.jp/health/350247

●まとめ:甘く見てはいけない!坐骨神経痛とその対策について

今回は坐骨神経痛とその対策方法について解説しました。

ポイントは次の2つです。

・坐骨神経痛とは坐骨神経に生じた痛みやしびれなどの総称をいう

・坐骨神経痛対策のストレッチや筋肉運動はそれぞれの症状に応じて無理なく行うのが大切

ストレッチや筋トレは写真や動画で紹介されているサイトも参考にしてみてください。

また、やり方がわからない場合や自分に合った方法がわからない場合は、

行きつけの整体院などで相談してみるのもおすすめです。

ストレッチや筋トレは坐骨神経痛だけでなく全身の健康づくりにも効果的なので

簡単なものからトライしてみましょう!

この記事を書いた人

立松 栄二

「整体サロンEX」院長 | 鍼灸師(国家資格)

立松 栄二

開院以来のべ12万人以上が来院する愛知県刈谷市の「整体サロンEX」院長。

元サッカーJ1トレーナーや元世界選手権帯同トレーナーなどの著名人も推薦する独自の技術で、身体の痛みやコリなどの不調を根本的な改善に導くため日々施術を行っている。

もっと知る

施術家になった経緯や、どのような想いでこのブログを書いているかを語らせていただいています。